インターネット銀行の不正アクセスの被害にあってしまった(1)
今から約1年前にインターネット銀行の不正アクセスの被害に遭ってしまいました。
その経緯と銀行、警察とのやり取りについて書いてみたいと思います。
これが、少しでも誰かの役に立てればと思います。
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昨秋、ある日の夜ふっと自分の所有する銀行口座をネットでチェックしたところ、まったく身に覚えのない金額が2回に渡って送金されていました。
その額はおよそ数百万。決して少なくない額です。
汗水たらして稼いだ金が消えた。。。
送金先の名前は、まったく身に覚えのない名前で、口座は別のネット銀行のものでした。
すぐに、「自分の口座に不正アクセスがあり、不正送金されてしまった!」と気づき、顔から血の気が引いていくのがわかりました。
すぐに妻に話したところ、すぐに被害届を出したほうが良いということで、近くの警察に連絡したところ、しばらくして刑事さんが2名来てくれて、被害状況を説明。
ひとりの刑事さんはすごく親身になってくれて有難かったのですが、もう一人の刑事さんはこんな夜に呼び出されてたまったもんじゃないと思ったのかどうか知らないけれど、「ネット銀行なんて使っているから、被害にあったんだよ」とまるでこっちに非があるような発言があり、こういうのは到底許せるものではありません。
まともな方の刑事さんに聞かれたことは、以下の通りです。
① 被害額
② なぜ被害がわかったのか
③ 現在使っているインターネットプロバイダー
④ 現在の仕事内容
⑤ これまでの海外経験
⑥ 他にも被害があったかどうか
⑤に関しては全く関係のないことのようですが、海外滞在中にインターネットのウィルスに感染したりすることがあるようです。
海外には年に数回程度出張で行くと答えました。
被害届を出したほうがよいと思ったので、それについて質問したところ、「被害届をというものは、厳密には僕個人が出すのではなく、被害にあった(不正アクセスのあった)インターネット銀行が出すもの」とのこと。
ということで、被害届は出すことはできませんでした。
(続く)